2017年2月22日水曜日





まだまだ映画熱が冷めない笠松です。



は、さておき”バレイヤージュ”って言葉は知ってますか?
僕のblogでは度々出てきますが、
意外と美容師でも知らない人が多い技術です。



あと日本でのバレイヤージュの定義がだいぶ曖昧なので
全然違ったやり方をしている美容師さんも多いので一般のお客様に
誤解を招きやすい技術でもあります。



元々はmod's hair(よくシャンプーの会社と思われているが実はサロンです)が
やり出したと言われていて日本語で”ホウキではく”という意味で
”馴染みが良く自然”というのが売りな技術です。



ですが、あくまでも西洋人が西洋人のために考案した技術なので
日本人に同じやり方をしても馴染みがいい所が馴染み過ぎてあまり効果を発揮しない。



だから、日本人はホイルワークを使ってもっとはっきり分かりやすく、
デザインを表現します。



が、しかしそれだったら名前の由来でもあるホウキではいたぐらい
”馴染みが良く自然”っていうの間違ってないかな?と思い、
日本人に合ったバレイヤージュを考えました。



ベースは西洋でされているバレイヤージュに近いんですが、
ブロッキングとスライス、ハイライトとローライトをmixすることによって
自然な陰影をつけれるようになりました。



ベレイヤージュに少しのホイルワークを重ねてより
外国人のラフな質感を表現出来るように。



<バレイヤージュ>に<ハイライトとローライト>を重ねているので ”Layered balayage"



ありきたりなデザインに飽きた方は笠松まで🤵🏻







2017年2月17日金曜日




最近、また映画熱が上がってきて個人的な意見ですが発表します♡




マルコヴィッチの穴(1999)
 the シュルレアリスムって感じの作品。
人形遣いだから人間を操つるのが得意で、さらに奥さんが同性愛に目覚めるが別の身体を通してじゃないとダメな所とか、最終的に人間の身体は乗り物のでしかないとことか、普通の映画なら1作品に1テーマで内容が膨れてしまう所を色々なテーマも入れ込んだが、しっかりマルコヴィッチの穴を通して一つにまとまっているなんとも言えない作品。
とりあえずコメントしにくい作品(笑)




The True Cost(2015)
 服を消費する側、服を作る人、服を流通させる人達の話。
何気なく着ているその服はどうやって作られ、どういう想いがあって、どういう風にして売られているか?(洗脳させているか?)洗脳と聞くと少し怖く聞こえるが、色々なCMや広告を生活をしているだけで見て、無意識のうちにそれがアクションに繋がる。先進国がやっている事のしわ寄せが発展途上国に来ている事も知らずに安いからといって何となく購入し、すぐに捨てられてしまっている服はどこに集まっているのか?
服が好きな方にこそぜひ見て欲しいドキュメンタリー。




まだまだ見たはずなんだけどバタバタしていて何を見たかすら
忘れているという現象、、、



ちなみに映画好きは<Filmarks>というアプリおすすめです♡







2017年2月7日火曜日





最近、ウィービングとかバレイヤージュとかグラデーションとか
オンブレとかソンブレとかルーツカラーとか
横文字が多すぎて分からないという質問が多いので
分かりやすく解説した内容になっております。




分からないという方はぜひ🤵🏻



まず言葉の説明をすると”ハイライト”、”ローライト”は
ホイルを使って明るくしたり、暗くする方法です。



入れ方も色々あって横一線にスライスをとる技法は”スライジング”
髪の毛の束を少量ずつ取り細かいすじ状にチップをとるのが”ウィービング”です。




ハイライト、ローライト、スライジング、ウィービング色々ありますが、
全てホイルを使って作るデザインなのでまとめて”ホイルワーク”と言います。




”ルーツカラー”は根元を暗く染めるデザインで
あえてリタッチを伸ばしたようなデザイン。




”グラデーション”と”オンブレ”、”ソンブレ”もややこしく聞こえますが、
意味はほぼ一緒で「濃淡をつける」という意味を英語でいうとグラデーション。
フランス語でいうとオンブレ。
さらにその濃淡を弱く作るとソンブレになります。




”バレイヤージュ”もフランス語で「ほうきではく」という意味で
ほうきではいた後の線ぐらい自然に馴染むようなデザインで
やり方は色々あるので幅広いデザインとなります。



なのでややこしい事をいうと”バレイヤージュ”という技法で
”オンブレ”を作ったり”ソンブレ”を作ったりもします。



そのせいでsnsなどを見ていて誤解する方も多いので
美容師に伝える際は言葉よりも写真を見せて伝えた方が間違いはないと思います。



<オンブレ><グラデーション>(濃淡をつけるという意味)







<ソンブレ>(濃淡を淡く作るグラデーション)

<バレイヤージュ>(ほうきで掃くという意味)











<ウィービング>(ホイルワーク)

<ルーツカラー>(根元を暗くするデザイン)








カラーデザインは色々ありますが今期のキーワードとなるデザインは上記で
あげたものがトレンドになります。




気になった方は笠松まで♡



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