こう見えて寒がりな笠松です。
どうも。
最近は、寒すぎてベットまで辿り着かず
ソファーで寝落ちが多いので全身バキバキなんですが、
そんな自分も今では後輩を指導する立場になりました。
普段から色々な事を教えているつもりなんですが、
スタイリストになる前のスタッフによく伝える事があります。
それは「美容師は努力したからと言って売れっ子になるとは限らない」
という事。
これから美容師を目指す方が見るとびっくりすると思うので、
しっかり説明していきますね♡笑
まず美容師には大事な3つのバランスがあります。
「技術力」「センス」「人間力」
この3つのバランスがよいといい美容師と言われています。
どれか一つでも欠けているともちろん売れっ子にはなれないと思いますが、
長く美容師をしていると意外とそんな当たり前の事も忘れがちです。
技術はすごいけど愛想のない美容師。
愛想はあるけど技術がいまいちな美容師。
技術はいまいちでもセンスがいい美容師。
センスはないけど技術はある美容師。
センスも技術もあるけど人として難がある美容師。
言葉だけ並べてもこんな美容師には担当して欲しいとは思わないですね、、、
じゃあ「技術力」「センス」「人間力」満遍なく高めてグラフでいう
正三角形にしたら売れっ子になると思いますか?
美容師でいう正三角形の状態とは「どこにでもいる美容師」の状態です。
美容師ってレッスン頑張るのが当たり前だし、
センスが人より多少あると感じたから美容師になったと思うし、
接客業を選ぶ人だから人間力もある程度高いと思います。
もちろんどでかい正三角形のグラフの美容師は無敵ですが、
相当頑張らないと、、、
なので少し努力をしたからと言って売れっ子になるとは限らないのです。
でも、さっきの美容師に一言付け加える事で話はガラッと変わります。
その一言は「ずば抜けて」です。
ずば抜けて技術はすごいけど愛想のない美容師。
ずば抜けて愛想はあるけど技術がいまいちな美容師。
技術はいまいちでもセンスがずば抜けていい美容師。
センスはないけどずば抜けて技術はある美容師。
センスも技術もずば抜けてあるけど人として難がある美容師。
少し勇気がいるけど逆に会ってみたいと思いませんか?♡
努力しなくても売れっ子になる事はありませんが、
技術だけあってもダメなので、美容師はみんな人間力やセンスを磨くんです。
面接で「1時間あげるからセンスを上げてきて」と言われたらどうしますか?
って質問したことがあってだいたいの子は
「本屋さんに行ってきて沢山の本を読みます」という答えが多かったんですが、
みんなと同じ事をしてもみんなと同じ結果しか得れません。
自分なら1時間あったらどうやってセンスを上げますか?














